1、パフォーマンスを発揮する
先月のWBCでは素晴らしい熱戦が繰り広げられましたね。
スポーツと芸術は別物、と思ってしまいがちですが、
日々練習をして自分を鍛錬し、大舞台(試合、演奏会)で最大限のパフォーマンスを発揮する。
あら!同じことではありませんか!?
使うものは、ボールか楽器か。
舞台は、球場かコンサートホールか。
スポーツは勝負し優勝する目的があり、
音楽には最大限の素晴らしい演奏をする目的があります。
共通するのは、一緒に活動する仲間を信じ、助け合い、同じ目的に向かう事です。
1、チームの全体練習の前から自主トレーニングをして身体を鍛える
→日頃から自主練習をし、仲間とのリハーサルにのぞむ
2、ベンチ入り、レギュラーを獲得する
→オーディションに合格し、オーケストラの席を獲得する
3、対戦相手のチーム・球場の情報を得る
→響きや客席数など演奏会場の特徴を把握する
あまり知られていないのですが、3の会場について把握する事は、
演奏会の出来を左右する重要なポイントです。
2、自分自身を輝かせる方法
コンサートホールはそれぞれ響き方が異なります。
客席での聴こえ方と舞台上で自分に聴こえてくる音が違うこともしばしば。
ホールにもクセがあるのです。
それを、本番直前でのホールリハーサルという短時間のうちに自分で特徴をつかみ、
演奏に反映させます。
特にピアノの場合、普段自分が練習しているピアノではなく、ホールに設置されているピアノで演奏しなければなりません。
鍵盤のタッチもピアノそれぞれで異なります。
また舞台上のどの位置にピアノをセッティングするかでも響き方が微妙に変わります。
自分にそのピアノが合う、合わないという運もありますが、どのようなピアノだったとしても、
それを用意された舞台で自在に弾きこなすことが要求されます。
与えられた舞台で、いかに自分が輝けるか。
どんな舞台に立つにしても、最大限のパフォーマンスを発揮できる力を蓄えるための影の努力。
そう、あたなはそんな努力の日々を過ごしているのです。
就職先の会社という舞台で、あなた自身を輝かせましょう!
過去ログ
音大生の就活で役立つ自分のプロデュース力