音大生は、大好きな音楽を続けたい思いがとても強いです。
一般就職を選ぶと、
音楽と縁を切らなければいけないのでしょうか?
1、音楽だけで生計を立てた場合
音大を卒業し、演奏や音楽教室のみで生計を立てる事は、
実際とても収入が不安定です。
毎月新規生徒さんがご入会される確証はありません。
演奏のお仕事をいただいたとしても、
ギャランティは破格な事が多く、
生活をする為に必要なお金と、
その月の収入を常に気にして活動しなければいけません。
2、一般就職をし、音楽を続けた場合
音楽の仕事ではありませんが、
定収入を得る事で心が安定し、
毎月の生活を心配するプレッシャーから解放されます。
場合によっては、
アマチュアのオーケストラや吹奏楽団を所有する企業もあり、
そちらでの活動がとても楽しくなる可能性も秘めています。
3、音楽を続ける意味
音楽を続ける為には、100%音楽を仕事としなければいけないのか。
そのような決まりは全くありません。
しかし、音大在学中に、先輩や先生の影響で、
音楽を仕事とし生計を立てる事が正義と洗脳されるのです。
一般就職をしたからといって、
悪であり、音楽をやめなければいけない決まりなどありません。
4、音楽と柔軟に向き合う事
一般就職をすると、音大の時のような練習時間は取れません。
しかし、
平日は、帰宅してから練習、週末はライブ。
お金を稼いでいるので、新しい楽器や楽譜を悩まず買えたり、
音楽以外の知り合いが増える事で集客がとても楽になったりもします。
「音楽が好きで演奏を続けたい!」
と思っているのであれば、一般就職もアリではないでしょうか?
5、一般就職をすると確実に違う点
それは、ボーナスです。
音楽の仕事では、
働かずに、まとまったお金が手元に入る事は一切ありません。
これは、かなりの魅力ですよね!
「一般就職もいいかも!!」
と、魅力を少しでも感じたのなら、
まずは一度就職活動をしてみるのも良いのではないでしょうか?
音楽が好き!という気持ちも温めながら、
将来に向かってより良い方法を探っていきましょう!
過去ログ
音大生の就職活動は4パターン