1、得意な役割を知る
ピアノや電子オルガンなどソロで音楽が成り立つ楽器もありますが、
ほとんどの楽器は、同族楽器や他の楽器とアンサンブルをします。
そこで決めなければいけないのが、どこのパートを担当するかです。
例えば、フルート4重奏の場合。
<1st>
主にメロディーを担当し、高音で華々しく、音楽を統率するリーダー的存在です。
<2nd>
1stのハモリを担当する事が多く、1stの相棒的存在です。
<3rd>
実は一番影が薄い存在ですが、このパートがないと和音の厚みが出ない為、
冷静に淡々と演奏する事が得意な奏者が担当します。
<4th>
アンサンブルの一番低音を担当するため、4重奏の大黒柱的存在です。
あなたは、どのパートが向いていると思いますか?
2、パート別「向いている就職先」
「アンサンブルのパート分けで何が分かるの?!」
と感じる方も、1つの案として受け止めてみて下さい。
<1st>
全体を把握し、音楽を盛り上げたり、進む方向性を提案したり、
時には全員が仲良くなれるよう飲み会を開いたりもするかもしれません。
場の空気感を作る事や、提案し納得してもらう事に長けている為、
営業職が向いていると思います。
<2nd>
1stが演奏する表現をしっかり観察し、自分の音をぴったり合わせる事ができます。
信頼関係を築く事が得意で、完璧にサポートする力がある為、
自分自身が目立つより、誰かを支える事に喜びを感じるタイプなので、
サービス職が向いていると思います。
<3rd>
裏方でしっかりと実権を握る為、裏ボス的存在です。
裏ボスと言えば、ゲームで登場するとしたらファイナルステージです。
さて、この職種と言えば・・・経理です!
会社のお財布をしっかり握っている経理は、
冷静に淡々と物事を判断する3rdに向いていると思いませんか?
<4th>
全体の把握をし、自分が音楽を支えていると実感を持つこのバートは、
支える事と人の役に立つ事に生きがいを感じる役割です。
「何かあった時、自分を頼って欲しい!」
そんな心の広いタイプは、生保・損保が向いていると思います。
さて、あなたはどのタイプでしたか?
何に喜びを感じる性格なのかを自問自答し、
向いている職種を選びましょう。
具体的な業務内容や、どのように就活を進めれば良いのか分からない方は、
是非私達にご相談ください。
素晴らしい未来を切り開いていきましょう!
過去ログ「音大生の就職活動は4パターン」