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音大生にとっての自分探しとは

音大生にとっての自分探しとは

1、探し物はなんですか?

ワークショップとか、
セミナーの参加希望者の動機理由によく出てくるワードがこれ。

”自分探し”

なるほど・・・と頷くが、
「誰がそれをやるの?」
だってその主語は自分なんでしょ?
でも、その自分がいないんでしょ?

主体(主語)がなくて、
探す対象(目的語)がないなら探しようがないでしょ。
無いものを本気で探しに行くのですか?

2、地に足をつけた表現方法

ESにこんな文章がありました。

”製造業における原料や部品の輸入依存によるリスクは、
コロナなどの有事な状況において海外の供給網が混乱すると、
生産の滞りや受注の一時停止など大きな影響が生じました。”

”自分”はいったいどこに居るんだよーー!!

「読み飛ばしましょ、悩まずに!」
・・・と採用担当者にアドバイスしたくなる。

”製造業において原料や部品を輸入に依存することによるリスクには、
コロナなどの有事の状況下において海外の供給網が混乱することにより、
生産の滞りや受注の一時停止などに大きな影響が生じることが挙げられます。”

読み飛ばされないよう主述のはっきりした文章を心掛けましょう。

「文章がこれで良いのか分からない!!」
と、迷路に迷い込んだ学生さんは、是非ご相談ください。

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「就活を始める前に〜私はいったい誰なの?〜」