1、暗譜は得意ですか?
音楽に詳しくない方からすると、「暗譜(あんぷ)」という言葉は初めて聞くかもしれません。
暗譜とは・・・楽譜を見ずに演奏すること。
しかし、ただ単に音の羅列を覚えているだけでは演奏になりませんよね。
暗譜をする為には、楽譜を細かく細かく読み込むことが不可欠です。
音の並び方やリズムはもちろん、強弱記号がどの位置に付いているか。
また、音のニュアンスや表現方法を指示する音楽用語も把握していなければなりません。
声楽家であれば、イタリア語・ドイツ語・フランス語など、原語の発音や言葉の意味も深く理解している必要があります。
また、楽譜の理解をさらに深める為に、作曲家の人となりや、生きていた時代背景などを調べる作業も当たり前のようにしていますよね。
このように、ひとつの楽譜を実に深く読み込む力が音大生には備わっています。
2、人に伝えるということ
自分が納得できるまで読み込み、自分の中に落とし込む。
そして、それを演奏として表現できるように練習を重ねる。
これが出来て、初めて、お客様にきちんとした演奏を提示することができるのです。
もしあなたが一般企業に就職したら・・・
自社の商品を深く理解しようと研究し、
誠意をもってお客様にその素晴らしさを伝える事を当たり前のようにすることでしょう。
企業側からしても、情熱があり誠意を感じられる社員が欲しくない会社はありません。
ご自身のアピールポイントとして、是非ご活用いただければと思います。
「どのようにアピールすれば良いのか分からない」
とお悩みの方は、是非一度ご相談下さい。
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