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音大生の一般就職で得られる意外なメリット

音大生の一般就職で得られる意外なメリット

音大生が副業可能な企業へ就職すると、
思いがけないメリットがあるのです。

1、休日を使って音楽活動が可能

「平日は企業で働き、休日は音楽に時間を費やす」

これは、とてもイメージがしやすい流れだと思います。

音楽教室のレッスンにいらしている生徒さんは、
もちろん社会人が中心です。
という事は、
平日の日中はレッスンにいらっしゃる生徒さんは少なく、
平日の夜や休日にレッスンが集中する事が多いのです。

という事は、
生徒さんと同じ動き方をすれば効率が良く時間を使えるという事になります。

2、週末に演奏会を企画する

ほとんどの方が、カレンダー通りの休日です。

という事は、
その休日を狙って演奏会を企画すると、
お客様も集客しやすくなるのです。

ただ、演奏会場は週末の予約が殺到する為、
利用したい日に予約する事が難しいのです。

そこで、予約しやすい平日の夜に、
演奏会を企画する音楽家が多いのですが、
会場の利用可能な時間枠を考えると、
開演が18:30や19:00に設定せざるを得ません。

その時間に間に合う社会人となると、
勤務地と会場が近かったり、
17:00に仕事を終えられる職務だったり、
残業を拒否したり、
すんなりと時間を作る事が困難なケースも存在します。

なので、競争率は高いのですが、
週末を狙って会場を予約し、演奏会を開催する事がベストなのです。

3、最大のメリット

音楽教室も、演奏会も、
共通する事は、お客様あっての仕事という事です。

音楽教室は生徒さんを募集する。
演奏会ではお客様にチケットをご購入いただく。

自分が仕事をしたくても、お客様がいないのでは、
仕事が成り立ちません。

音大生がそのまま音楽業界で働く場合、
学生の時の友達はほぼ音大仲間で、
自分が演奏会をする時には、他の友達もどこかで演奏をしていたり、
自分が生徒さんを探している時には、
他の音楽仲間も生徒さんを募集しています。

音大生の時にはお互い助け合い乗り越えてきた仲間でも、
卒業すると同じ業界内でのライバルになるのです。

そして、
音大の仲間しか知り合いがいないと、
集客する時にとっても困った状況になるのです。

しかし、一般就職すると、
音楽の業界以外の知り合いが増えます。

「来月の週末に演奏会するんだけど、聞きに来てくれない?」
「え〜〜〜暇してたから友達誘って行く行く!」

「生徒さん募集してるんだけど、興味ある人いないかな?」
「じゃあ、私の姪っ子のピアノレッスンお願いしようかな!」

など、周りは全てお客様になる可能性があるのです。

音大の時と全く逆の環境です。

そう考えると、音楽を続けていく上では、
「一般就職もアリかも!!」
という考え方も良いと思います。

どのように自分の人生を充実させるものにするのかは、あなた次第です。

無理したり我慢する事の対価を考えるより、
その状況でどのように最大限人生を楽しむかを考えて選択していきましょう!

私達と一緒に就活に取り組んでいきましょう。

 

過去ログ「音大生の一般就職に必死な強みの探し方」