音大生のあなたが、就職活動をして面接を受ける際、ほぼ必ず
「なぜ音大なのに一般就職を目指したの?」
という質問をされることでしょう。
あなたはこれに何と答えますか?!
1、不利を有利に
「やっぱり音大生が一般就職を希望するのは無謀なのかな・・・」
と不安になってしまいますか?
「そこを突っ込まないでほしい、、!」
と願ってしまいますか?
それはもったいない!
一見、音大生に不利にも思えるこの質問に対して、明確で説得力のある答えを用意できたとしたら、
ものすごく有利になります。
2、音大生は珍しい
音大を卒業して一般就職をする人は年々増えているとはいえ、
まだまだ珍しい存在ではあります。
つまり音大生というだけで、目立つのです。
これを、活かさない手はありません。
「音大だけど大丈夫かな?」
とネガティブにならず、
音大生であるからこそ培ってきたものを面接官に伝えることが大切なのです。
3、音大生の武器の見つけ方
では、音大生ならではの武器とは何でしょう?
それは、これまでのブログを読んでいただいたらたくさんの力があなたに備わっていることがわかるはずです。
一般の方にとって音大は本当に未知の世界。
音大生にとっては、
「こんなことはネタにならないよね?」
と思う小さなエピソードでも、一般の方にとっては、
「そんなことがあるの?!」
と驚いてもらえることがたくさんあります。
例えば、あなたがコンサートを開催したとしましょう。
一般の方は、
「たくさん練習を頑張ったのだろうな。」
くらいにしか思わないのです。
ですが、実際にはやらなければいけないことが山積みです。
会場の手配、共演者との交渉、宣伝媒体をつくる、スタッフの人選、スポンサーの確保、チケットの販売、プログラム作り、収支の管理・・・
ひとつのコンサートを作るには、専門的な練習に加えて、
実に様々な裏方の仕事もこなさなければならないですよね。
それを丁寧にわかりやすく伝えることが大事です。
ひとつのプロジェクトを成功させるために、こんなにも動いたのだ!と。
このように、音大で経験している様々なことを、ひとつずつ掘り起こしてみましょう。
そして、そこに至るまでの過程を丁寧に振り返ってみましょう。
きっとたくさんのあなたの強みが見つかるはずです。
あなたが一般就職をしたい気持ちと合わせて、
「音大なのに、なぜ?」を、
自分の魅力を最大限にアピールできるチャンスとなる質問に変えましょう!
あなたが自分の強みに気づけない時は一度ご相談ください。
私たちと一緒に、あなたの武器を見つけましょう!
過去ログ「美大・音大生の就職先の選び方」