1、魔法の様な能力
先日テレビを観ていたら、
作曲家とピアノ演奏家が、空想上の怪物?の怖さを語りながら、
心に宿る闇、孤独、悲しみを即興で曲にして行く、
「魔法の様なやり取り」をしていました。
芸術家は、「気持ちや考えをダイレクトに音や絵として表現できるのだなぁ」と、
改めて感心してしまうと同時に、こんな能力は自分には全く無い事を痛感しました。
2、芸術的感性と経営知識を求める企業
最近、芸術的な感性と経営知識の両方を兼ね備えた人材を求める企業が増えてきた事を実感します。
実際に求人の問い合わせがあった企業の例として、
カルティエのブランドで有名なリシュモン・ジャパン、
ホテルオークラ、
女性のキャリア形成を支援する(株)ワリス、
大手広告代理店の博報堂など。
3、相互理解が進まない
これらの企業は従来、芸術系と経営系人材を別々に採用していましたが、
それぞれの専門の知識や経験しか持っていない人材間では、
冒頭に書いたように相互理解が進まない現実にぶつかっていました。
どこの企業も一つの専門性を極めた人材を求めて来ましたが、
ここに来て、両方を兼ね備えた人材には価値を見出した様です。
大谷選手が正に典型的ですよね。そのレベルが凄すぎるけど(笑)
4、マルチ人材
私がサポートしている学生の中に、
芸術系大学を卒業後、それだけでは就職が難しいので、
知識と学歴を身につけるために、経営学大学院に進んで来た学生が数人居ます。
今まで全く興味のなかった会計、財務、マーケティング、
組織論等を苦しみながら学んでいますが、
結果的にマルチ人材になっていて、
この様な人材を求める企業が多くなって来ました。
既に一つ専門性を持っている皆さん❗️
もう一つ知識や経験を足してみると、あなたの価値が更に高まりますよ。
過去ログ「音大生の就活で役立つ自分のプロデュース力」