1、美大生の思考
美大では、どのような事を学び、どのような思考になっていくのでしょうか。
一つの作品について、何を感じ、何を求め、何を表現し、何を伝えたいのか。
これは、一般大学生では直面しない美大生ならではの考え方です。
さまざまな角度から作品という自分自身と向き合い、新たな発見や想像を広げ、
自分の物語が最高の作品になっていきます。
今まで生きてきた経験や思考を元に、ゼロから作る作品が生まれるのです。
人は不思議なもので、常に自由を求めているにも関わらず、いざ自由になっていいと放たれると、
「いったい自分は何をしたいのかわからない」
と思ってしまう人がとても多いです。
美大では、その「何をしたらいいのか」という自分の内面と向き合います。
そして、「これをしたい、こう表現したい」と自分の欲求と表現を研ぎ澄ませていきます。
自分自身の内面と向き合えるという事は、
相手が求めることにも敏感になれるという事です。
2、仕事という作品
就職後、クライアントから求められる事をどれだけ察知し、具体的な形にしていくか。
そのプロジェクトに対する集中力や発想、想像力、そして情熱。
仕事も、一つひとつの作品と考えても良いのかもしれません。
一般企業への就職は不安もたくさんあるかもしれません。
ですが、美大で学んだ自分との向き合い方は、どのような仕事においても必ず役に立つ事です。
一般企業への就職で不安な事がございましたら、是非一度ご相談ください。