ご進級、おめでとうございます!
新しい学年のスタート。
どのような一年を過ごそうかと考えているかと思いますが、
もう少し先に目を向けて、
どのような将来を目指すか、
具体的に考えてみませんか?!
そこに、
あなたの中に今までには無かった選択肢、
「就活」を加えてみるのも良いのかもしれません。
1、「就活」の意識が低い音大
そもそも、
なぜ今まであなたの中に「就活」という選択肢はなかったのでしょうか?
・音大は音楽を学ぶところ
・卒業した後は音楽家を目指さなくてはいけない
・音大の友人で一般就職を考えている人が少ない
・専攻楽器の先生に、卒業後も「音楽の勉強を続けていく」と当たり前のように思われている
・音大の就活サポートの態勢が万全でない
上記のように、あなたは漠然と「思い込んで」いませんか?
2、音楽以外の仕事を選んだら「負け組」?!
「音大生は演奏家になるか、
最低でも音楽に携わる仕事をしなくてはいけない。」
と、なんとなく感じてはいませんか?
「演奏家になれるのはほんの一握り」
と分かってはいても、
就活をするとなると何故か
「負け組」
のように感じてしまうのが、音大生の哀しいところ。
果たしてそうでしょうか・・・。
一般の大学でフランス文学科を卒業した人が、
全員フランス語を操ってフランス系企業で働いていますか?
教育学部を卒業した全員が教員になっているのでしょうか?
大事なのは、
学びの専門性を深める為にあなたが経てきたプロセスや経験です。
音楽を学ぶことで培ってきた力は、
様々な分野で発揮する事が出来るのです。
そして、
意外と盲点なのは、
音大を卒業して「すぐに演奏家にならなくても良い」という事です。
3、就職と音楽と
就活をして就職をした=音楽をやめなければならない
という事ではありません。
一般のホワイトな企業に就職すれば、
アフター5や週末などに、音楽活動をする事が可能です。
安定的な収入を得ながら、
また人脈を広めながら音楽活動が出来るのです。
企業で働きながら、
・数年かけてコンクールに挑む
・憧れのホールを借りてリサイタルを企画する
などの目標を掲げ、叶える事も可能です。
働きながら音楽に携わることで、
また違った音楽活動のあり方、
新しい方向性が見えてくるかもしれません。
演奏家になる為に「新卒」という肩書きはいりません。
あなたの大事な「新卒」を就活に生かし、
仕事も音楽もどちらも楽しむ道を、
一緒に考えてみませんか?
私たちが全力でサポート致します!
過去ログ「美大・音大生の就職先の選び方」