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音大生の「何者にもなれる力」

音大生の「何者にもなれる力」

音大生が一般就職に踏み切るのをためらってしまう理由のひとつに、
「音楽しかしてこなかったのに、一般企業で働けるのかな?」
という不安があると思います。

でも大丈夫!

一般大学の学生さんも、
自分の専門分野に限った就職活動をしているわけではありません。
そして、音大ならではの特殊な環境は、あなたが「何者にもなれる力」を育てています。

1、オーケストラの中での自分

音大生なら、オーケストラや吹奏楽、アンサンブルや合唱など、
「団体の一員として音楽を演奏する」という経験を必ずします。

例えばオーケストラに属した場合。
この時大事なのは、ただ自分のパートを頑張って演奏することではありません。
その曲の中での自分のパートの役割を考え、
どのようにしたらオーケストラ全体が素敵な音楽になるかを見極めなければいけません。

曲によっては、自分がメロディーを朗々と奏でる時もあるでしょう。
あるいは、メロディーの半歩か一歩後ろをひたすらひたひたと追いかけるパートの時も。
終始、全てのパートの下支えをする裏方的なパートであるかもしれません。
はたまた、これまでの音楽の流れを一刀両断するような強烈な音を出さなければいけないパートのことも。

つまり、
・求められているものが主役なのか
・存在感のある脇役なのか
・群集に溶け込んでいるのが良いのか
・悪役のヒールを演じるべきなのか
など、きちんと把握しその役割を果たさなければいけないのです。

曲ごとに、または一曲の中ですら、自分のパートに求められる役割は変わります。

・自分が今はどのような立ち位置にいるのか
・どのパートを支える音を出すべきか
・どのような音色が一番相応しいのか
・タイミングは??
全体を俯瞰しながら、オーケストラに貢献できる自分の立場を模索しています。

2、社会人はチームプレー

社会人となり仕事をする時、大事なのはチームプレーです。

あなたはチームの中で、自分が果たさなければならない役割を敏感に気づけることでしょう。
そして皆で目標に向かって動くとき、あなたは努力を惜しまずにするでしょう。

自分の役割がはっきりとわかっている人は、
自分がそれを果たせなかった場合にチームにどれだけの迷惑をかけるかを、
身をもってよく知っているからです。

練習不足でオーケストラの授業に出席し、失敗した時のあの怖さ、、思い出したくありませんね(笑)

チームの一員として働く時、柔軟に「何者」にもなれるあなた。
音大生は、専攻の楽器のスペシャリストとしてみなされがちですが、実は「何者」にもなれるのです。

さぁ、あなたは社会人となってどんなパートで活躍するでしょうか?

私たちも全力でサポートいたします!

 

過去ログ「就職に役立つマインド音大生の舞台度胸」