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謹賀新年2025

謹賀新年2025

明けましておめでとうございます!

1、音大生の1月の過ごし方

音大生は1月末〜2月にかけて行われる実技試験の練習に追われ、
お正月もゆっくり過ごせないかと思います。

12月のクリスマスコンサートが終わると、
「いよいよ試験に専念するぞ!」
と気合いが入りますね。

そして、試験の曲を練習していると、
「あれ?将来って、演奏で食べていけるのかな?」
と、自分の将来と向き合うタイミングに直面したりもします。

2、自分と向き合う

試験で演奏する曲は、先生と相談の上、
自分の良さが一番アピールできる曲を選びます。

個人練習をしたり、伴奏合わせをしたり、
レッスンで先生にアドバイスをいただいたり、
とにかく自分の良いところと不完全なところに向き合います。
そして、不完全なところが1つもなくなるよう、また練習をします。

「不完全なところ(自分のダメなところ)に向き合う」
「不完全な箇所を修正して正していく」この作業は、人が一番やりたくない事なのかなと思います。

「自分がダメなところは分かっているけど直せない」
というのが人間の相場かなと思いますが、
そこの修正をするべく、自分と向き合う音大生は、
計り知れない強さを持っていると思います。

3、自分の限界値

「自分ができない事」
「どうしても越えられない壁」
これは、どんなに才能がある音楽家でもある悩みです。

音大生は、このできない事に向き合う事が正しいと教えられます。

もちろんその通りなのですが、
音大を卒業しても、ずっとその思考に縛られる人もいます。

「ダメなところを直す」も大切です。
しかし、
「良いところを伸ばす」という事も大切です。

4、自分の長所短所と未来

自分ができる音楽の限界に直面する事は時々あると思いますが、
短所より長所に目を向けてみましょう!

気合い、情熱、信念、思いやり、強さ・・・

音楽を通じて、さまざまな要素がある人へときっと成長しているはずです。

ダメな所を直し理想の自分に近づける努力も大切ですが、
今自分が持っている要素でキラキラ輝かせる事もできます。

もしかしたら、音楽以外の世界でもっと違った能力が発揮できるかもしれません。

1月の試験に取り組むのと同時に、
自己分析しどのような未来にしていきたいのか、
じっくり考えてみる事をおすすめします。

一般企業への就職も1つの選択です。

自分と向き合い、素晴らしい1年にしていきましょう!

 

過去ログ「音大生の一般就職で得られる意外なメリット」