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音大生の就職先は旅館?!

音大生の就職先は旅館?!

音大生の就職先は、音楽以外にも選択肢が豊富です。

旅館へ就職したピアノ科の先輩はとても充実した日々を送っています。

1、ピアニストは全体の把握が上手

ピアノという楽器は、
リズム、ハーモニ、メロディー、全てを自分で奏でる事が出来る楽器です。

その為、音楽の全体を把握する能力が磨かれます。

どのパートを引き立たせるか
メロディーを美しく聴かせる為の全体のバランスは?
右手と左手の音の役割を考えた演奏

自分一人のオーケストラなのです。

2、旅館の仕事はおもてなしの心

旅館の仕事と言っても、様々な内容に分かれます。

朝起きて庭掃除や朝食の準備、
客室の掃除やお客様のお迎えとご案内、
夕食の準備と片付け、
露天風呂などの浴室脱衣所の掃除

朝から夜まで、1つの仕事をしていれば良い訳ではなく、
多様な仕事を時間内にこなすという事が大切になります。

そして、一番大切なのは、おもてなしの心。幸せな空間創りへ思い。

音大生はそれらをすでに鍛えるトレーニングをしているのです。

3、ピアニストと旅館の仕事

ピアニストは、全てを把握し音楽を奏でますが、
先程の説明のように、
右手と左手の役割、
音のパートによっての機能を考えたバランス、
1つ1つが異なる動きをし、
すべてのバランスをコントロールします。

旅館の仕事も、
全く異なる作業を1つ1つ時間内に終わるようコントロールし、
1日を終える。

これは、旅館に限らずホテル業界でも同じ事です。

就職において、音大生は、
「音楽しか経験してきていない」
というコンプレックスを抱えている事が多いのですが、
実は、さまざまな脳の使い分けをする訓練をしているので、
頭の回転が早かったり、
多くの仕事を担当しても切り替え取り組むのが得意だったりと、
メリットが多いのです。

あとは、やる気があるかどうか・・・です!

やる気は、勝手に湧き出るのを待つものではなく、
自ら創り出すマインドです。

音楽しかしてこなかった自分ではなく、
音楽を通じて強いメンタルと多様性を養ってきた自分なのです。

音楽業界以外の就活も、
自分の気持ち一つで未来が切り拓けます。

自分に自信を持って、充実した人生を勝ち取りましょう!

 

過去ログ「就職後にも役立つ音大生の高い営業能力」