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就活で登場する「ガクチカ」とは?〜伝わるESの書き方〜

就活で登場する「ガクチカ」とは?〜伝わるESの書き方〜

1、ガクチカとは?

「カフェでバイトをしました。」
これも立派なガクチカです。

しかし・・・

「カフェでのアルバイト経験から、”お客様のために”という想いを持って物事に取り組む姿勢が培われ、自分の仕事によってお客様に喜びを提供できた時に、私は大きなやりがいを感じました。」
これではダメです。

おそらく、

「はい、そうですか、良かったですね。」
で、終わりですね。

2、伝わる文章とポイント

それでは、どのように書けば良いのでしょうか?

「カフェのスタッフとして広報活動に携わったことがあります。
開店後数ヶ月を経過しても客数が増えない課題に直面していました。
知名度の低さが原因のひとつでしょうが、広報の運営方法にも疑問を抱きました。
そこで、自ら広報担当を志願し、次の2点の改革に取り組みました。
1点目は、SNS活用方法の変更です。
2点目はスタッフとの情報共有です。
結果、スタッフ皆に店舗の集客を考える意識が生まれ、来客数を3ヶ月で5倍に増加させることが出来ました。」

そのカフェが素敵な店で、楽しくバイトできたかどうかの個人の感想は、
採用担当者には関心のないことです。

「取り組み方」
「自身の考え方」
「仕事への向き合い方」

こちらの3点をしっかりと頭に描いて行動できる人なのかどうかを見極めるのが彼らの仕事です。

それが伝わるよう、具体的に書きましょう。